マイクロパイリング工法

自穿孔ボルトで二重管掘り

SPマイクロパイル工法

NETIS登録No:KK-100036-A(2016年10月掲載期間満了)

1950年代初期にイタリアで権利化されたルートパイル(Pali radice)は小径杭(Micro Pali)の原型として世界中で普及するようになりました。日本への導入より若干早い、1970年代初期に米国に渡った本技術は、更に高耐力指向の技術開発と実施設計が進みました。米国連邦道路局(FHWA)は補修、補強対策などにおける本技術の重要性に着目し、1993年より予算を組んで世界中の関連技術を整理し、1997年には成果品を公に提供されました。国内でも同1997年に耐震補強等に有効であるとして、工法検討委員会が設立され、多くの施工事例も報告されるようになりました。
SPマイクロパイル」は、これら各国の公知調査をもとに、更なる施工性の向上と長期品質の維持、および経済性を徹底的に追求して開発された独自のマイクロパイル工法です。何卒、幅広いご採用をお願い申し上げます。


設計プログラム=フォーラムエイト「基礎の設計・3D背配筋」
SPマイクロパイル工法

作業要領

作業要領

自穿孔ボルトで二重管掘り

SPマイクロパイル

従来の二重管掘り(芯材の後挿入)も可能!

従来の作業要領

キーワード

  • 自穿孔ボルトと厚肉鋼管による二重管掘り
    (高速施工で経済的)
  • 支持地盤が超硬岩では従来の二重管掘り後に「後挿入」も可能
  • 狭い作業スペースでも従来のアンカーマシンで施工可能。

型式と設計諸元

型式と設計諸元
選択可能な鋼管の強度とSPボルトの諸元

応用例

橋台基礎の補強

橋台基礎の補強

拡幅工事の盛土基礎沈下対策

拡幅工事の盛土基礎沈下対策

急峻地山基礎の側方流動対策

急峻地山基礎の側方流動対策

製品外観

製品外観

鋼管ジョイントの試験

鋼管ジョイントの実大引張り・曲げ性能確認試験

135型:引張り試験、実施状況

135型:引張り試験、実施状況

135型:曲げ試験、実施状況

135型:曲げ試験、実施状況

引張り試験結果(NT:接続なし、JT:接続あり)

引張り試験結果
(NT:接続なし、JT:接続あり)

曲げ試験結果(NB:接続なし、JB:接続あり)

曲げ試験結果
(NB:接続なし、JB:接続あり)

実大圧縮載荷試験